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2024.6.21

【ソロ旅レポート⑦】歴史と伝統の町・会津若松で受けつがれる武士魂に触れる

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旅した人:40代 マーケティング 女性 Oさん
旅 先:福島県 会津若松市

学生時代から特に歴史好きだったわけではないですが、「歴史に学べることは多い」と、これも最近思うようになりました。
そんな私が選んだ行き先は会津若松。
戊辰戦争と「ならぬものはならぬものです」を生きた藩に、今の私は学べることが多いのではないかなと思い、このソロ旅のチャンスを会津旅に使わせていただきました。

会津に到着してまず訪れたのは、会津若松のシンボルである鶴ヶ城です。
2月だったのですが、今年の会津には雪が降らなかったそうで、想像していた雪の鶴ヶ城は見ることができず、また人っ子ひとりもいなく、鶴ヶ城は真っすぐに寒空に向かい建っていました。

この城を見あげながら、戊辰戦争で藩と藩主をトップに置いて戦った会津藩人に想いをはせました。
落城したと判断し、死を選んだ白虎隊という名で現世に知られる若者達。城周りに燃え上がる火の中で集団自決した筆頭家老一族。籠城して戦後荒野でしかなかった斗南藩に移った会津藩士とその家族。西南戦争に参戦し会津戦争の恨みをはらそうとした武士たち…。
この城を舞台にいろいろな人のいろいろな無念や想いがあったのだろうと思うと、実は城は恐ろしい場所かもしれないと、少し怖くなりました。一見美しく、シンボルだと本には書かれていても、実は肉体は消えても、消えきれない念が詰まっている場所なのかなあと。夜でなくて良かったと。

これらの時代を生きた会津人の根底にある教えを知れば、より会津を知ることができるのだろうと、翌日は会津藩の教育機関である日新館を訪れました。


当時の教育機関として、日新館では学問はもちろんのこと、日本で初めての水泳訓練をする池があり、子供たち文武両道を目指すためのあらゆるカリキュラムが整えられていたそうです。
その成果ありで、戊辰戦争を生き残った多くの人材から、東大の初代総長や姿三四郎のモデルになった人物、日本で初めて海外留学に日本政府から送られた女性など歴史に名を残す人が沢山輩出されています。

日新館では、「什の掟」という教えがあり、子供たちはこの掟を日々実践するように教えられ過ごしていたそうで、現在でも「あいづっこ宣言」という名前で生き続けており、会津の子供たちはスラスラと暗唱できるそうです。

一、年長者(としうえのひと)の言ふことに背いてはなりませぬ
一、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ
一、嘘言(うそ)を言ふことはなりませぬ
一、卑怯な振舞をしてはなりませぬ
一、弱い者をいぢめてはなりませぬ
一、戸外で物を食べてはなりませぬ
一、戸外で婦人(おんな)と言葉を交へてはなりませぬ
ならぬことはならぬものです

最後の2つは、なかなか自分的にすんなりとは受け入れ難いものですが、それ以外の教えに関しては、まことにそうだなと納得できる教えです。
子供でなくとも大人でも、この掟を徹底して日々生きることが出来れば、人生も仕事も人としての質も改善されるだろうと思える人がこの世の中にたくさんいます。私自身の質もだいぶ改善され、しっかりした人間という認知を周りに与えて生きていくことができるのではないだろうか?と読みながら思いました。
3、4つくらいは、掟がなくても実践しているような気はしますが、それ以外は改善の余地しかないなと。

特に、最後にすべての掟を締めくくる、「ならぬことはならぬものです」。
これは、いろいろな面で心に刻み付ける努力からまず始めてみようと思えるお言葉でした。

全部暗記するのは、記憶力の衰えている自分にとってなかなか難しいことですが、仕事でもプライベートでも真っすぐに、さらに丁寧に、自分に恥ずかしくないように生きていれば、自然とこの掟を守ることになるのだろうと。

このような日新館の教えや鶴ヶ城をまだ大切にしている会津人の気質は、実直で粘り強く生真面目だといいます。
滞在中も、海外でよくあるようなフレンドリーに周りの人が話かけてくるという体験はゼロでした。ただ、一度話すと知識が浅いのが分かって旅人と認識してくれるのか、お酒のことや歴史など色々教えてくれる人々に出会えました。

歴史の教科書では学んでいましたが、実際に会津という場所に行き、会津に生きた人々の資料を見たり、日新館などの教育施設を訪れたり、夜は会津の酒を飲むということを3日繰り返し、だいぶ会津に近くなれた気がしました。

この旅が終わり4か月経ちました。
この「什の掟」は何度も訪れて叩き込むほうが良さそうですので、「自主的ソロ旅第二弾」でまた会津に行ってみる予定です。

今度は三春も訪れてみたいと思っています。
有難うございました!!

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